ノロウイルス | 検便(腸内病原性微生物・ウイルス検査) | 臨床検査 | 株式会社 東邦微生物病研究所

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ノロウイルス

ウイルス性胃腸炎による集団食中毒事件の件数は、例年上位にあがっています。
ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、サポウイルスの検査は、豊富な実績と経験の弊社へお任せください。

日本食品衛生協会主催「ノロウイルス食中毒予防月間」に併せて、弊社ではノロウイルス検便キャンペーンを開催しています。

検査人数・検査回数などに応じて、検査費用の割引制度がございます。皆様の検査コスト削減をご支援します。

ノロウイルスの流行時期は、定期的な検査をお勧めします。

例年10月から3月は、感染力が強く乾燥にも強いノロウイルスによる食中毒が頻発するシーズンです。食中毒の予防対策の一つとして、食品取扱者のウイルス性胃腸炎の感染の有無を把握しておくことは、衛生管理的に大変重要です。

〔 ノロウイルス定期検査のメリット 〕

ウイルスに感染していても症状が無い不顕性感染者を発見し、二次汚染による食中毒発生の予防に役立ちます。

従業員の衛生管理への意識が向上し、社会に対する御社の信頼度の維持・向上につながります。

 

 
Norovirus

Norovirus (出典: Wikipedia)

 

 

急性ウイルス性胃腸炎の最も多い原因はノロウイルスによるものであり、その感染経路は、汚染食材の喫食よりも感染者の嘔吐物や糞便を介する二次感染の方が大半を占めています。

厚生労働省では、ノロウイルス対策を強化するため平成20年6月に「大量調理施設衛生マニュアル」を改訂し、冬季10月~3月に実施する検便検査に対してノロウイルス検査を追加することを推奨しています。

また、検査方法として、EIA法やイムノクロマト法のような低感度の検査法だけでは、例えば、陽性者が陰性確認後に職場復帰する場合において、感染者の拡大や食中毒事故へのリスクが回避できないため、より高感度な遺伝子増幅法による検査への転換を求めています。

  

弊社では、高感度の遺伝子増幅法【RT-PCR(Reverse Transcription-Polymerase Chain Reaction)法】を採用しています。

腸内ウイルス検査のご案内

まずは、お問合せ入力フォーム、電子メール、電話にてお問合せください。

ご条件を確認の上、お見積書を作成いたします。

※検査が混み合っている場合があります。必ず事前にご相談ください。

[ノロウイルス:至急検査]

ノロウイルス感染の疑いのある場合は、検便により感染の有無を早急に把握することが重要です。
弊社では、最短で 「当日受付当日報告」の至急対応が可能です。

 

検査方法

検査対象

価格

RT-PCR法(遺伝子増幅法)

糞便

お見積り

■午前中(12:00まで)に検体を受付けた場合、当日夕方に結果のご連絡が可能です。
■午後に検体を受付けた場合、翌日午前中に結果のご連絡が可能です。

※ 検査が混み合っている場合があります。必ず事前にご確認ください。

 

[ロタウイルス・アデノウイルス]

ロタウイルスは、「冬季乳幼児嘔吐下痢症」と呼ばれる病原ウイルスであり、乳幼児に典型的な下痢症が観察されますが、成人も急性胃腸炎を起こすことが知られています。

また、アデノウイルスは、年間を通じてみられますが、特に夏季に多く発生します。

 

検査方法

検査対象

価格

イムノクロマト法

糞便

お見積り

・ 検査料金には、検査用資材などの検査に必要な全費用を含みます。
・ 検査は、月1回の定期的検査をお勧めします。
・ 繁忙期は、若干納期が遅延する場合があります。

 

[サポウイルス]

ノロウイルスと同様に主症状は「おう吐・下痢・発熱」。症状からはノロウイルスと区別することは困難です。
検査結果でノロウイルス「陰性」でも、サポウイルス「陽性」の恐れがあります。

 

検査方法

検査対象

価格

RT-PCR法(遺伝子増幅法)

糞便

お見積り

・ 検査料金には、検査用資材などの検査に必要な全費用を含みます。
・ 至急検査の対応はしておりません。
・ 検査が混み合っている場合があります。必ず事前にご確認ください。

検査キットの送付と採取方法

検便検査申込書、受検者名簿をお送りください。

※受検者名簿には、御社名・部署名・受検者様のフルネームを記載してください。

検査キットが到着しましたら、検査キット一式の内容をご確認ください。

検査キットの構成

  ノロウイルス検便専用の採便容器
  ノロウイルス検便専用の検体袋
 

 便の採取方法

(1) 採取容器に、まず所属・氏名をご記入ください。(印字済みの場合は不要)

(2) 採便スティックのスプーン部分を便に刺して、小指第一関節程度の量(小豆サイズ)を採取してください。

  ※固形便の必要最小採取量は、およそ小指の爪サイズの量です。

  ※下痢便の場合は、採便容器蓋に付属のスプーンで2杯程度採取してください。
  ※便器内の溜まり水に便を接触させないようにしてください(ウイルスが薄められてしまうため)。

  ※トイレ洗浄剤を使用している場合、ウイルスが失活して正確な検査結果が得られない場合があります。

  ※ウイルス検査なので、痔からの出血や生理中でも検査結果に影響はありません。

  ※腸内細菌用の採便容器は、ノロウイルス検査に使用できません。ご注意ください。

(3) ねじ込み式キャップは、便が漏れないように最後までシッカリと閉めてください。

  名前シールの貼付を再度確認の上、検体袋に入れてください。

 

  ※ウイルス検体は、感染性が強いため取扱いに細心の注意が必要です。

  

採便後の保管

採便後の容器は、直射日光を避け、涼しい場所で保管してください。

(冷蔵・冷凍状態での保管が望ましい)

検体のご提出

採便後、なるべく早く弊社へご提出ください。

検査と報告

computer       検体受付後、検査を開始いたします。
検査からご報告までの個人データはバーコードで一括管理し、すべての検査情報は社内サーバーコンピュータ内でプライバシーポリシーに沿って個人情報を厳格に管理しています。

 

 

[至急対応における陽性者のご連絡について]

■午前中(12:00まで)に検体を受付けた場合、当日夕方に結果のご連絡が可能です。

■午後に検体を受付けた場合、翌日午前中に結果のご連絡が可能です。

尚、検査が混み合っている場合がありますので、至急対応の可否につきましては、事前にご確認ください。

 ※至急検査をご要望される場合は、予めご連絡ください。

 

関連外部リンク

ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)

社会福祉施設等におけるノロウイルス対応標準マニュアル(東京都保健福祉局)

ノロウイルス関連情報(大阪府感染症情報センター)

感染症胃腸炎(ノロウイルスを中心に)(東京都感染症情報センター)